カタルシス
ひだかたけし
血塗れの肉を食み我欲を振り絞りて
この剥き出しの白き骨格の響き 、
生存と絶滅の狭間に生かされ
漲り溢れる力の滾々と沸き
昇り続け挫折し尚も更に
内なる普き光の大洋
光を纏う愛の
うねり垣間見ては
命の織り機に向かい
自らの命の残余聴きつつ
剥き出しの白き骨格の響きの
更に澄んで光放つ魂の衣を織る 、
振り絞った我欲の尚も滔々と流れつ
自由詩
カタルシス
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ひだかたけし
2025-01-13 18:25:26
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