独り言1.11
zenyama太郎
○「前向きな生き方」
失くした片足を嘆くよりも
残っている片足を有効に使って
生きている人であろう
○「助けてもらう能力」
わからないことやできないことが
あったら
自分から頭を下げて助けてもらう
これが今の若い人たちには
とても難しいことのようだ
助けてもらうのも
また一つの能力である
と僕は思うのだが
○「看護介護」
年を取ると
人にやってもらうことが多くなる
自分でやるのも修行だが
やってもらうのも修行だ
○「物」
千万言尽くしても
物は説明できない
○「座禅会」
いつも隣に座っているおじいちゃんが
座禅が終わって片付けるときに
「僕は今年八十八歳になります」
とおっしゃった
なんと幸せな方かと思った
○「最強寒波」
寒い日は
炬燵で独り言をかく
僕の安全安心な終活なり
○「三猿」
若いときは
「見ざる聞かざる言わざる」で
年老いたら
「見えざる聞こえざる言えざる」で生きていく
○「トランプ対応」
「アメリカのため」じゃ説得力としては弱い
「トランプのため」じゃないと