「クレクレ星人の独り言 12」
ジム・プリマス
金がないといいつつ、今月も無駄遣いをしている。今月は東京マルイのゴールドマッチというエアーソフトガンと、そのフレームに付けるためのLEDライト付きレーザーサイトを衝動買いしてしまった。二つ合わせて2万5千円余りの散財だ。
レーザーサイトはSBAL-PLという厳つい正式名のついた、米国か英国の舶来品だと思う。調べてないので分からないが。
このレーザーサイトをゴールドマッチに取り付けようとしたらレールドフレームの横方向の取付溝が台形になっていて、レーザーサイトの取付部品が合わないという事が分かった。そこで100均に行ってダイヤモンドヤスリを二つ買ってきて、エアーソフトガンのフレームを削ることにした。
レーザーサイトの部品は鋼鉄製のうえクロームメッキされているので、削るとすれば亜鉛ダイキャスト製のフレームを削るほうが簡単だが、問題はフレームを黒く染めているガンブラックという塗装が、削れて、亜鉛の地肌の銀色が剥き出しになってしまうことだ。
ガンブラック用の塗料は高いし、あまり一般的なものでもない。こんな時はどうするか?
ここでマジックインキの登場だ。必要な幅になるようにダイヤモンドヤスリでフレームを削り、幅を合わせて後で、銀色の素地が剥き出しになったところを、マジックで塗りつぶしてやった。思ったより綺麗な仕上がりになった。流石は万能塗料マジックインキだ。
ゴールドマッチにレーザーサイトを取り付けてみたら、厳つい感じで、銃身や、セイフティや、ハンマーや、グリップを固定する六角穴付きのネジの金色が良く映える。
金色と言ってもエアーソフトガンの方は艶消しの金メッキだろうが、本当は窒化チタンコーテイングを模したものである。窒化チタンは硬度が高いので、銃の部品にこの処理を施すと耐久性が格段に増すのだ。
とにかくレーザーサイトの付いたゴールドマッチは、SF映画やSFアニメに出てきそうなくらいカッコいいのだ。還暦のオッサンの言うセリフじゃないな。まるでガキだな。