【病棟日誌】 徒然に
レタス

愛とささやかな経済力があれば
やって行けると思っていた

疲れたぼくは入院することになり
毎日をまゆの中に包まれ
平穏な時を過ごしている
知り合いもたくさん出来て寂しくはない
願わくは少量の琥珀の水があればいい

妻は明るい声で相手をしてくれるし
別れることで以前より二人は優しくなれた

親友が一人増えたと思えばいい
掛け替えのない存在として


自由詩 【病棟日誌】 徒然に Copyright レタス 2025-01-09 19:15:27
notebook Home