たまごの気持ち
百(ももと読みます)

 青空の端っこ摘む と
 ぼくが出てくる

 ぼくは大きな間違いを
 していたのだ

 生まれてありがとう
 今日もどうもありがとうね
 かみさまとずっと一緒におるよ

 安心してね
 ぼくの天使

 羽の間でお眠りよ
 すんと深くお眠りよ

 きらり煌めく
 お眠りと

 生まれて初めて見たときの
 たまごの気持ち想い出したよ


自由詩 たまごの気持ち Copyright 百(ももと読みます) 2024-12-25 07:00:11
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