野施行十二単衣 ①
水恋鳥魚夫

十二単衣で身を包む
唐衣うはぎ(着衣)
うちぎぬ(打衣)五衣
単衣長袴裳 で約10キログラム




(532)名句なのか不思議な疑問もある

、、、月の出や印南野に苗余るらし
角川の歳時記では夏に入れている

(稲)苗を育てるのに苗代は高級マンションだ
そののち本格派の田植えが登場し

その作業も夕暮れが迫る
田植えをして余った苗が土手に並ぶ
 
私の体験から一日の作業に観客も応援もない、まして

拍手喝采などないが心から労働を喜べる時間でもある

この俳句は禅宗好みの人らしく細かい解説はできない
5,7,5 に多くの組み合せと解釈があるから

あえて何の根拠もない推論一つ、最大の疑問は

苗余るらし、我田引水,他村の余り苗を貰いに(盗む)行こう

こう画策したら月の出の良いことめでたい事 あははー


散文(批評随筆小説等) 野施行十二単衣 ① Copyright 水恋鳥魚夫 2024-12-19 22:17:15
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