こんな日あんな日、またこんな日
ひだかたけし
今日もしんと快晴なり 、
深々と到来するこの夜明けに
あちこちでボール投げ合う
あの子らの声 木霊して
置き忘れてきた時の狭間
宏大な奥行き只々広がり
既定の時の流れ凍結され
薄っすら青み帯びる氷瀑に
この意識の領されいき
昇り始める陽の熱の
燃え立ち放たれる光すら
もう遠い昔の想い出になる。
自由詩
こんな日あんな日、またこんな日
Copyright
ひだかたけし
2024-12-15 14:07:53
縦