冬のソナタ(歌詞バージョン)
板谷みきょう

もう
逢えなくていい
いっそ
逢わない方がいい
心についた悲しい嘘

他にはもう誰も
愛せないことを
知ってるからこそ
心が痛い

なぜ思い出だけは
変わらず美しい
もう一度
あの日の二人に
戻れるのならば

ただ抱き締めていたい
季節は移ろいゆき巡り
切なく叶わない想い
いつしか雪になる

知る人もない街に
拡がる夜空
あの日の星を
探してる

なぜ寂しさはこみ上げ
震え傷つき苦しめる
すれ違う愛に思い募り
そして胸焦がす

ただ抱き締めていたい
温もりが消えないように
潤んだ瞳を閉じれば
今も雪が降る

懐かしく優しさに
満ちた言葉
繰り返し聞こえてくる

なぜ思い出だけは
変わらず美しい
もう一度
あの日の二人に
戻れるのならば

せめてこの腕を延ばし
すべて抱き締め守りたい
いつまでも続く
終わらない愛が
欲しい


自由詩 冬のソナタ(歌詞バージョン) Copyright 板谷みきょう 2024-12-15 11:18:42
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