平和の戦い
番田
僕には故郷が無いのだ
前を向いて立つ 歩兵だ
目には雪の世界が広がり
背中には雪だけがある
僕のいなくなった世界には
どんな時が流れるのだ でも
電車はドアを開き 人は踏み出し
日は そして差すことだろう
僕は立ち向かうのだ
武器を持って
日々辛い訓練をしてきた
僕は戦場で生き残るために
僕は死は恐れはしないのだ
生きていたいとは思うけれど
ウクライナの平和を そして 僕は
今日も願っている
自由詩
平和の戦い
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番田
2024-11-26 01:54:17
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