時空の変質(懐中電灯の灯り)
陽向(2躯-30~35)

全て言葉にした途端真理だった
私が病み始めたのだろうか

懐中電灯の灯りは
最深部の闇の中でもがいている

ここはどこだ?
しんだような眠りから目がさめる

正しい言葉はもういらない
時間はますます恐怖にくるう

闇だと嘆いた日々よりも
もう忘れてしまった現在の時空

それは一体、ほんとうにそう思っているのか?

一 それは私の思い?
二 それを思い込みだなんて言わないで
三 自覚してるじゃん
四 誰も言わない、言ってても分からない

そうはいうものの、ほんとうに正しいのかも分からない幻想
変質は、まだ納得いかないように叫んでいる

↑↓←→


自由詩 時空の変質(懐中電灯の灯り) Copyright 陽向(2躯-30~35) 2024-11-23 14:42:12
notebook Home
この文書は以下の文書グループに登録されています。
ぺぺぺぺぺっぺぺっぺ花王