金色の蛇
りつ

きんの砂地を
きんの蛇がうねる

蛇は大の苦手なのだが
その蛇は美しく
神々しくさえあった

強く 美麗で しなやか且つ妖しい

そんな女性になれそうもない私は
微睡んだまま

涙を流す


自由詩 金色の蛇 Copyright りつ 2024-11-16 14:56:31
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