うんこ博士雲にのる
アラガイs


ああ、ああ、というこのタイトルの内容で、せっかくおもしろいかなと思われる内容の話しを書き挙げたのだが、エラーで一気に消してしまった。マンマと残念で、いまもブリブリと放屁が音を立ててでている。コピーも取れてない。どうしようもない。思い出して書く気力もわかないのよ。尻をゆるめる。
先ずは薔薇の花びらに囲まれたホーヘン屋敷の中庭。大きな円形の噴水がある。到着した夫人は黒い艶のあるドレスをすべらせて、ドアを開けるやいなやクンクンと臭うわね。ああ、それは向こうの小山に見える煙突からでている煙りですよ。フンフン。運転手のフリッツがそう応えた。あら、まあ、市長は何もいわないのかしら。
間を空けて、お次はこの煙突の持ち主である雲研究所の霧田先生だ。霧田は助手の名前をよく間違える。一番弟子のタナガクンはもう辞めていない。もうひとりの助手なかたクン、ではない、なかだクンの登場です。どうやらアンモニアの代わりになる成分から実験は成功した様子。サツマイモですか?いいやジャガイモが効いたのだろう。サツマイモなんてホーヘンにはないんじゃないかな笑。霧田の尻からブリブリ、ブリ~という凄まじい音の屁が。あら、少し出てしまったようだ。霧田手で押さえてトイレに向かう。辺り漂う芳醇な臭り。クンクン、クン、助手のなかだは言う。う~ん、心地よい臭さ。先生、ボクたちやりましたね。※途中、そんなに高くは買えません。という台詞が流れる。
さらに間を空けて、霧田博士雲にのる。到着したのは一面のぶ厚い綿雲の上。黄金に輝きを放つ放屁水蒸気の雲。二人は感激して見とれている。そこに犬が飛行機内でブリブリ、ブリっとウンチした。パイロットがドアを開ける。ウイーンウイーン‥犬は見事にドアから放り出される。ワン、チャンス。先生どうぞ先生からお先に‥霧田一歩足を踏み入れると真っ逆さまに落ちていく。う~ん、快適。この香りこの和み。まるでクビから腰が引けるみたいだね。なかだはゆるやかに尻を締めた。ブーブリ。
とまあこのような内容だったのだが、途中のおもしろい捨て台詞はもうない。放屁とともに消えたのだ。残念。





自由詩 うんこ博士雲にのる Copyright アラガイs 2024-11-14 14:11:25
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