天路歴程
りつ
怒りの溶岩流から火傷を負いつつ
命からがら逃げると
嫌味の針の山
何処もかしこも穴だらけ
イテテイテテイテテ痛ったーい!
あまりの痛さに身震いがする
嘘の汚物に胸まで浸かり
極寒の冷たさのブリザードを突き進む
そして
最後の最後に辿り着くものは
羅刹の慈悲の一雫
自由詩
天路歴程
Copyright
りつ
2024-11-12 21:22:51
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