もみじナリティ〜。
森田拓也

詩の様に小花に秋の小蝶ゐて

食ふ顔も干柿に似るおばあちゃん

靴置き場紅葉もみぢもふたつ並びをり

妖精が紅葉を履いてやって来た

ぷるぷるの中に歯ごたへ橡の餅

干柿のこっち今食べこれは明日

干柿のため本日は空晴れて

からすみの箱裏向けて値段みる

朝顔の青空しぼみ昼の雨

朝顔や青空の色咲きならぶ


俳句 もみじナリティ〜。 Copyright 森田拓也 2024-11-06 04:22:42
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