天皇陛下万歳
鏡文志

泉の里は、吾咲くところにて
常に帰りし、水面かな
人は皆、依るところありて
野に咲く花とても 光り輝かん
嗚呼、天皇陛下 嗚呼、天皇陛下 
天皇陛下万歳! 万歳 万歳

夢の続きはいつ、果てるともなく
郷里を目指し、引き返す旅の途中
常に民のため、公に生きる役目引き受け
胸に痛み背負う人の、胸中
嗚呼、天皇陛下 嗚呼、天皇陛下 
天皇陛下万歳! 万歳 万歳

今際の際は、残り僅かな生
捨てるものありて、拾うものなし
個と公と、夕焼けと温い缶ビール
スイカの種口にて飛ばし、田畑に捨てて一人遊ぶ
麦わら帽子顔に埋め、想ふのは
遠い時代のノスタルジアよ
嗚呼、天皇陛下 嗚呼、天皇陛下 
天皇陛下万歳! 万歳 万歳

明治昭和平成安らかに眠りたまえ
令和の影に光当たらんことを!


自由詩 天皇陛下万歳 Copyright 鏡文志 2024-10-24 02:21:12
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