(531―5)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
(番外編41―5)野施行シリーズ 今日の日本歌曲
世に明治時代小説神髄というものがあるが
私はさくら貝の歌、アザミの歌、山のけむりは
八州秀章作曲をもって日本歌曲の真髄的(神→真)ものと解す
掘り下げ探求していくなら数多の日本歌曲を発見する。
そういうに相応しいメロディーも歌詞も揺るぎない
日本に和歌の伝統から短歌が,短歌の上の句5、7、5が
有季語俳句となった
詩は明治時代に西欧の輸入の産物です
開花する花が実を持ち結実した
歌舞伎、世阿弥の能、薪能と舞踊もあまた
その上に君臨する歌詞にメロディーを伴う日本歌曲としよう
古代大和の国はとよあしはらのみずぼのくに、
近年日本列島を日本歌曲の国として開花する
特筆すべきは戦争の世紀で人々は何を思ったか
戦争を賛美した戦争に加担したと
一方的に非難してはいけない
一行の詩で一句の俳句で一つの短歌で
先人は生き抜いた証を我らに示すしている
そに反し現代詩とはくたびれた雑巾だな。
これを用いてせっせと顔を拭いても自己の表現に遠く
無駄な時間を生きる 美しくは決してなりませぬ。