独り言9.13
zenyama太郎

○「まさかの人生」
多くの人たちが
思いがけない病気で
思いがけない事故で
思いがけない災害で
亡くなる
「ま さ か こんなはずではなかったのに」
という
思いで死んでいく
まことに人生は無常である

○「長生き」
早く死にたくはない
しかし
長生きすれば
ボケが心配になる

○「余命宣告」
助からない命なら
知らない方が幸せかもしれない
どうなんだろう?

○「知的レベル」
総裁総理候補の知的レベルが
話題になっている

そもそも政治家にそんなに知的レベルが
必要なのだろうか
今の日本の政治のていたらくは
エリート官僚とエリート政治家が
招いたものじゃないだろうか
知的レベルがいくら高くても
国民を騙してはなんにもならない
ちなみに今問題になっている兵庫県知事は
東大卒で元総務省官僚のエリートである

○「手術」
手術台にのったら
後は医者を全面的に信じるしかない

○「鈍感力」
鈍感にならないと
入院できない
鈍感にならないと
施設に入れない
敏感な人は
人の世話にはなれない

○「進化」
スマホは日進月歩で進化し続けるが
僕は年々ボケる
医療現場も似たようなものだろう
医療機械の進化に医者がついていけないではないか




自由詩 独り言9.13 Copyright zenyama太郎 2024-09-13 10:23:21
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