夜 咄 目 次 №8(351-400)
水恋鳥魚夫

(番外編2)本家の渋柿の大樹

渋柿は名前こそ渋いと劣悪観を思わせるが
さにあらず、当然干し柿にするが
世の果物の中でその味わいは王者です
それは見た目以上で

本家に2本のお互いに100メートル離れた
柿の木は日当たりがとてもよく小さな道のそばにあった
師走入ると鳥がやって来て啄むを楽しく見ていた


351(270)束縛から離れて
352(271)去年だが今日
353(272)タロの健在のころ
354(273)街角に隠れたタロ
355(274)タロがいないと好は寂しくて
356(275)タロの帰りを待ちわびている
357(276)遺骨を見つめ言った
358(277)タロと撮った写真
359(277―2)記憶の片隅には
360(279)タロは歌留多取りに臨んだ
361(278)なにかいいたいことがあるか
362(279)空中都市に住民票を移したタロ
363(280)ベートーベンを聞いていた飼い主
364(281)仕事があって健康で
365(282)たとえようがない
366(283)タロはみんながいないのに気付く
367(284)母の残した言葉て
368(285)昨日のホームページの人
369(286)タロの死はあわただしく
370(287) タロスケのお里帰り
371(288)タロの結婚式
タロの夢は結婚だった
372(289)ごんちの飼い主から届いたメール
373(290)チャイナのコワンシーチョワンの娘と遊ぶ
374(291)今日は健康診断なのかと思うタロ
375(292)タロのお墓はない
376(293)タロの遺品はいろいろある
377(294)タロの生涯一度の一泊旅行
378(295) 笑った食べた歌った
379(296)タロは生きたよ
380(297)みんなが揃うと楽しい
381(298)みんな之ために泣く
382(299)西葛西を去る時が来る
383(300)母の夢に母の言葉はない
384(301)不思議な教室に集まって
385(302)大きな夢は
386(302-2)タロが野原に横たわっている
387(303)モモの顔をふいてやる
388(304)タロの夢は
389(304-2)別れた渋谷で
389(305)沢山の歴史
390(306)タロの寂しさは
391(307)正月の凧を見上げるタロ
392(308)タロと過ごしたこと
393(308-2)晩年はヨ―グルトを食べた
394(309)大きなタロが 2
395(310)時間は一方的に流れて
396(311)咲き誇る花影
397(312)タロの便りは凧に乗る
398(313)タロスケの鎌ヶ谷
399(314)形に現れない疲れ
400(315)暮れの眠さは1年の疲れか




自由詩 夜 咄 目 次 №8(351-400) Copyright 水恋鳥魚夫 2024-09-08 09:46:38
notebook Home