SOUL・ LOVE
ひだかたけし
冷え冷え立ち上がる声の壁 、
彼女が俺を凍り付かせ
爬虫類の紅い眼差し、
フラスコの薄い内側から
ギロッ ギロッ と移動し
冷え冷え波打つ声響き渡り 、
孤独と結婚し私の内懐深く沈めと
凍り付いた俺は彼女の中に溶けながら
初めて彼女の顔を識り彼女の魂に触れる。
自由詩
SOUL・ LOVE
Copyright
ひだかたけし
2024-08-28 18:16:41
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