ポエム
朧月夜
その耳、分かるよ? ──分かるわけないさ!
頭蓋をうち壊して(死ぬ?)、わたしはわたしの頭痛を排除した。だからって?
ああ、どんな愚痴でもちょうだい。
わたしは一番街から五番街までの通りを走って、その道の果てで、
「ありがとうね……」って、誰にともなく言うのだから。
自由詩
ポエム
Copyright
朧月夜
2024-08-22 22:34:09