シンガッキ
本田憲嵩

シンガッキ、
なつやすみにおウチでおかあさんに洗ってもらった、
とてもキレイになった、
まっ白なウワバキ、
ゲタ箱したのふるいスノコの上で外グツと履き替えて、
とてもウキウキしながら、
ナガイナガイ廊下をワタってゆく、
ヤガテ、もうスデに開いているドアーの前にタドリ着イテ、
とてもカッキあるキョウシツ内の、
とてもガヤガヤとした、
あのシンセンさ、
ヒサシぶりにサイカイした、クラスメートたちが、
ヒサシぶりのオシャベリを、とても楽しく交わしている、
ウシロの方のザセキには、
ミドリちゃん、
が、タの女子たちとイッショにいて、
そのカワイイ顔もズイブンとヒサしぶりに見る、
そのウチ、スピーカーからヨレイがなって、
やがてセンセイがキョウシツ内に入ってくる、
いつもどおりの、ニチジョウ、
が、コレからもどってくる、



自由詩 シンガッキ Copyright 本田憲嵩 2024-08-21 23:29:24
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