指切り拳万南無阿弥陀仏
板谷みきょう

産まれながらの願いを抱えて 
帰る当てすら見失う
重い体を引きずって 
彷徨い迷いの狐道
使い分けるはずもない 
お前の愛が此処に在るから

追い風に吹かれながら 
誤魔化しまやかし
出任せ出鱈目正面切って法螺を吹く
キリのない程心が罪は
生身の体じゃ解らない

思い出したぞ約束を
指切りげんまん 
嘘吐いたら針千本飲ます
あんたのお腹に針何本 
あんたのお腹に針何本
みんなのお腹に針何本 
おいらのお腹に針何本
何十何百何千なんまんだ  
何十何百何千なんまんだ

遥か彼方のまだ見ぬ国を 
貧しさ故に夢見てる
夢幻の刻を疑って 
憧れ焦がれる一人道
直ぐ傍らにいつもいつでも 
お前が共に此処に居るから

向かい風に嘆きながら 
勘繰り捻くれ
拗ねて甘えて背中を向けて声を待つ
きりがない程体が罪は
生身の体じゃ解らない

思い出したぞ約束を
指切りげんまん 
嘘吐いたら針千本飲ます
あんたのお腹に針何本 
あんたのお腹に針何本
みんなのお腹に針何本 
おいらのお腹に針何本
何十何百何千なんまんだ  

あんたのお腹に針何本 
あんたのお腹に針何本
みんなのお腹に針何本 
おいらのお腹に針何本
何十何百何千なんまんだ

※AISUNO作曲
https://suno.com/song/60312330-b1e6-4125-a96b-09df9a0606f1


自由詩 指切り拳万南無阿弥陀仏 Copyright 板谷みきょう 2024-08-17 21:58:15
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