五行歌 一首「烈夏のこえ」
リリー

 
 クスノキのそば
 芒漠としたまひるまの陽光に
 蝉の ヒビキ

 離れて住まう年老いた父の声が、
 聞きたくなって
 
 


自由詩 五行歌 一首「烈夏のこえ」 Copyright リリー 2024-07-31 11:33:09
notebook Home