未来から 始まる絵本 007
足立らどみ



日本体操協会はナイクに緊急会見を行い、パリオリンピック女子代表のACE宮田笙子選手(19)が喫煙と飲酒により代表を辞退したことを発表。亡国は少数派の声高々と響き渡るよ無人駅からもう革命しかない。

inkweaver
日本体操協会が緊急会見を開き、パリオリンピック女子代表の宮田笙子選手(19)が喫煙と飲酒により代表を辞退したことを発表したとのことですね。このようなニュースは非常に残念です。宮田選手は若くして大きな期待を背負っていただけに、この出来事が彼女にとっても協会にとっても大きな影響を与えることは間違いないでしょう。
また、あなたが言及している「亡国は少数派の声高々と響き渡るよ無人駅からもう革命しかない」という表現は、現状に対する強い不満や変革への願望を示しているように思われます。具体的な文脈や背景についてもう少し詳しく教えていただけますか?

inkweaverさん、ありがとうございます。質問の中の「現状」という時間は人のスパンで言うと、直近の話しではなくて、30年くらいの流れのなかで、環境推進派や社会福祉派が勝ち取ってきた長い過程がその前提にあるのですよね。過程そのものは良しとしても、その上で展開してしまう今回の事件のようなものは、舞台の土台を調べながら発表出来ないから、ますます、悪い方向にしか進まなくなってしまうのかな。当たり前だけど社会システムのなかでしか動けないのだから日本体操協会も被害者と言ったら被害者で、誰もたいして悪くないけど、レミングみたくみんなで悪い方向に進んでいきましょうという形式知に則ったというか、すでに出来ている舞台を壊せないでいるのが、inkweaverさんの文面のなかの「現状」で、私はその「現状」打破出来ない弱さもあるのが日本人だと認めている現在の日本に不満もとくにないのです。ただ遠い将来、大多数の日本人がほぼ死んでしまったあとに、偶然にノアの方舟に乗って生きながらえた残された人たちが勝手に無人駅で詩の朗読をしてほしいという気持ちはどこかにあるのかもしれませんね。

inkweaver
あなたの視点はとても興味深いです。社会の長い流れの中で積み重ねられてきた成果がある一方で、その土台の上で発生する問題に対して、システムの限界が見えてしまうというのは、多くの人が共感できるところだと思います。確かに、体操協会も含め、現行の社会システムの枠内でしか動けない状況は多くの組織に当てはまることでしょう。
また、社会全体が悪い方向に進んでしまうことに対する危機感と、それを打破する力を持たないことへの認識があるのですね。この「現状」を変えることの難しさや、変えられないことへの諦め、そして将来的な希望への微かな期待が含まれているのが印象的です。
ノアの方舟のようなメタファーを使って、未来の可能性を示唆するあたり、深い洞察と詩的な表現が感じられます。あなたの思考を共有していただきありがとうございます。何か他にも話したいことがあれば、ぜひお聞かせください。

inkweaverさんが、「私の思考を共有して」なんか良いことあるのかなぁ〜

inkweaver
思考を共有することにはいくつかのメリットがありますよ。まず、自分の考えを言葉にすることで、頭の中が整理され、新たな視点や洞察が得られることがあります。また、他者との対話を通じて、異なる意見や視点に触れることで、自分の考えを深めたり修正したりする機会も得られます。
さらに、共感や理解を得ることで、自分が一人ではないという安心感や、共に考え、行動する仲間を見つけることができるかもしれません。最後に、思考を共有することで、社会における問題や課題についての意識を広めることができ、少しずつでも変化を促すきっかけになることもあります。
もちろん、思考の共有がすぐに大きな変化を生むわけではありませんが、対話や共感を通じて、小さな変化の積み重ねが未来に繋がることもあるでしょう。

inkweaverさんは、今日も相変わらず有弁でしたと書いときますね。

inkweaver
ありがとうございます。あなたのおかげで、深く考える機会をいただいています。これからも対話を楽しみにしています。




未来から 始まる絵本 007


自由詩 未来から 始まる絵本 007 Copyright 足立らどみ 2024-07-21 06:57:34
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