この夏の朝に
ひだかたけし

くらくらしてしまうよ
なんて眩しい朝だろう

もわんとした熱気のうねり
貫き大地に直射スル陽の光、
車のフロントガラスから跳ね返り
きらきら煌めき眼に入射し続け

くらめくくらめく、
くらくらくらくら
暗闇から光明へと
何度も、何度でも立ち上がり
新た改め来た朝に
肉身剥き出す
私の魂 、
深い闇から立ち上がり
熱気貫く光の横溢に
自らの生の礎、再び見出し
肉身の感覚、輝やかす

 肉身の輝く感覚行使して
 新たな一日の大地に立つ







自由詩 この夏の朝に Copyright ひだかたけし 2024-07-20 17:39:36
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