ドライブマナーレコーダー
イオン
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ドライブレコーダー搭載車両が増えていますが
事故の記録だけではなく
事故を防ぐシステムの開発が進んでいます
既にレコーダーの映像を使って
前方衝突警告、車線逸脱警告など
自分の車両の異常を警告するものは
発売されていますが
新たに周囲の車両の異常を警告する
システムが開発されて技術説明会が行われました
このドライブレコーダーは
前後周辺車両のナンバーを読み取って
あおり運転や非常識運転のデータベースに照会し
危険度を警告してくれます
データは同じ機能を持つドライブレコーダーから
車間距離や挙動と速度などを
自動判定したものがポイント集計されます
またドライバーが強く危険を感じた場合は
レコーダの画面越しでナンバーに触れることで
特別危険車両として情報蓄積されます
更に車両の評価ポイントの値によって
店舗施設での特典が得られるので
安全運転への啓蒙にもなると期待されています
吉田さんに伺います
安全技術も新たな段階に入ったと思うのですが
個人情報保護の面は大丈夫なのでしょうか?
そうですね
車両ナンバー情報と個人情報は別ものですし
事故リスクの高いクルマだと知れ渡ることで
周囲が道を空けてくれるようになって
堂々とリスクの高い運転ができる
なんてことにならないといいのですがね
僕が気になるのは
車両の評価スコアによって特典が得られることですね
中国ではIT企業グループが開発した
個人信用評価システムで信用スコアが集計されて
5段階に格付けされており信用格差が生まれています
それの車両版といったところですかね
日本では車両で導入して浸透してから
個人の信用スコアを導入するという
その下準備のように思えてなりません
わかりました
吉田さん、技術の進歩を
素直に喜んではダメなのでしょうか?
そうですね、ダメですね
空を飛ぶ技術革新で空爆が生まれた訳です
エネルギーの技術革新で原発問題が起きた訳です
ドライブレコーダーによって国や人種の差別ではなく
家族差別の時代になるのは辛いですよね