夏の庭
ひだかたけし

青銅の天空に
白雲の流れ 、

刻まれゆく時に

はしゃぐ子供、
夏の庭先に成人し

昂揚する自尊、 
萎縮する帰依、 

銀輪の放つ光彩眩しく
罅割れゆく青銅の天空

裏庭に立てば 、

風雲の流れ吹き荒れ
晒される純白に
静かさ ひたすら佇むを観る












自由詩 夏の庭 Copyright ひだかたけし 2024-07-07 17:19:11
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