詩想◯自己諦念、五行歌借り・『死にゆく者へ』敷衍(改訂)
ひだかたけし

 「個人はなにものかに達するためには、
 自己を諦めなければならないということを、だれも理解しない」
  (ボアスレーへ、ゲーテより 一八ニ七年九月二十五日)

 「一ふき風の木の葉しづまる」 (芭蕉)



自らの利害損得や感傷空想から
自らを他者に世界に押し付け色付ける
のでは無く、

 他者をして他者に語らす

態度に徹するとき 、これ自ずと自己諦念に至る。


自由詩 詩想◯自己諦念、五行歌借り・『死にゆく者へ』敷衍(改訂) Copyright ひだかたけし 2024-06-05 21:36:20
notebook Home