生産性のない
藤沢
キリスト看板、コンドームの自販機、公衆トイレ
詩が書きたい
詩が書きたい
忘れちゃってた自分の痛さも全部言葉にして数年後に愛すためにも
消費よりも浪費よりも懐古が増えたので私は確実に死に近づいている
暇というよりも空、洗濯物は溜まる一方
同じ曲を何度も聴いている
日記だって随分書いてないけど捨てはしない
もう二度とあの日の気持ちで書けないのだから馬鹿にもしない
他人やお前に言われた嫌なことはいつまでも私に蓄積され続けるけれど 大事なことほどよく忘れるからやっぱり言葉や音楽にしないとだめだよ
気まぐれでチグハグでツギハギだらけでも消える必要なんてなかった
いつだって四季を感じるのは好きだ
夜が短くても長くてもときめく
かわいい人にいつまでも依存してしまう
街からタバコの匂いがする、他人の副流煙は好きだよ
時間は使い捨てなので価値観の違いも愛せる気がした
僅かで、潤ったり乾いたりする
つまらない話ばかりの君といると長く生きられる気がした
私だってそっち側にいる時もある