詩想、ヒカリのアオに
ひだかたけし

光のうねりに
魂の息吹きを感じ

人の魂と同類の魂息吹く
朝に入射する光のうねりに

  私という魂の命 

新たな断崖絶壁の際に
今日も目醒め、
肉体という器官に宿り
一礼しては染み渡り

光の生命体、
断崖絶壁の底から
ゆっくり頭擡げ
この肉体を貫き通す

〉今日び、第三次世界大戦の赤ランプ点滅し続け〈

素知らぬ顔し
太陽燦々と
ヒカリのウネリ

 タマシイの息吹きに

鉱物も植物も動物も共鳴し唱和するを聴き入り
人存在としての私、全ての存在たちに責任を負い

もくもく白雲沸くヒカリのアオに身を投擲して

この肉体を生かし駆使し活き活き努め営むと誓う

(今日も、また今日が到来し続ける限りに
 悪が、この世界に取り憑いた悪が新た全面起動しない限りに)





自由詩 詩想、ヒカリのアオに Copyright ひだかたけし 2024-05-02 17:16:25
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