五行歌、時の際に
ひだかたけし
無数の人たち
散らばる波打ち際、
それぞれがそれぞれ
起立し虚空睨みながら
青い天空、目指して居る
流れ落ちる滝の
滾り燃え立ち在る処、
垂直に浮かび上がる
君の顔に刻印された
うねり唸る時の際。
何者かの
相貌あらわれ出る
この世界 、
在るもの在るもの
それぞれの価値帯び
自由詩
五行歌、時の際に
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ひだかたけし
2024-04-15 16:47:57
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