眼を瞑れば
原田たけし
眼を瞑れば
一瞬に見えなくなる
景色のかわりに
過ぎた日の
風景があらわれて
去った人の
面影が
微笑む
その人への
揺れる想いが
揺れるままに
脳裏の鏡に炙りだされて
時間はさかのぼる
陽炎
かも知れないけど
自由詩
眼を瞑れば
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原田たけし
2024-04-14 06:35:22
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