ヒビキ
ひだかたけし

この麗らかな春日に、
白雲ゆくりゆくり
蒼天を流れゆく

名無き鳥の啼き声、
樹木緑の繁りより
真一文字鋭く響き

きらきらり
太陽の光滴、 
水流に飛び跳ね


    ふと気付きに、


 辺り一面を立ち上がらせ

巨大 宇宙の心音ヒビキ在り。









自由詩 ヒビキ Copyright ひだかたけし 2024-04-08 17:13:50
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