ループ、一見
ひだかたけし

エメラルドと石
銀箔の輝き
私は知らない、
無限の時をゆく
煌めき唸り
石とエメラルド

誕生から死へ、死から誕生へ
そして新た誕生から死へ

  断崖絶壁に立ち

浮かび来る光点を捉え

〉自らの思いに囚われているうちは何も観えない〈

と、

迫り来る垂直の森

 〈崖っぷちを歩んで居る自分が観える〉

崩れ落ちた材木の束 仄白く灰ノ浮かび輝き
歩き進む、躍動する思惟 ひたすら歩き進む、

エメラルドと石
銀箔の輝き
私は識らない、
無限の時をゆく
煌めき唸り

エメラルドと意志、

迫り来る
垂直の森に降りてゆく、
命懸けで

〈幸福の法則〉 魂の根底に見出すために




自由詩 ループ、一見 Copyright ひだかたけし 2024-04-06 17:25:49
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