嘘の新年
ひだかたけし

曇天朝のエイプリルフール、  
無音の響、意志に刻まれ
思惟、死者生者と共走る走る

熱い感情の園から追放され
自ら熱を沸き起こす
昇り来る朝陽の照射
ガーベラ輝きの真紅
花冠に創造力動の頂点
見入り観入りし感じ取り
魅せられ自ら熱沸く剣の炎
園の東、熱きケルビムと立つ

曇天朝のエイプリルフール、
内なる創造力動絶頂に
沈黙充ちる無音の響
ヒビキ蠢き思惟走る
桜の咲く純白に
死者生者の共鳴
この荒涼の野辺にて
輝きの光輪、その欠片見出す

 エイプリルフールにウソつかない 、

ウソはホンモノ エイプリルフール!



自由詩 嘘の新年 Copyright ひだかたけし 2024-04-01 17:26:57
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