まどろみ
レタス

ずぶ濡れの子猫が鳴いていた
寒さで震えている
ニャァ… とか細く鳴いたので
ぼくは自宅へ連れて帰った
タオルで拭いても鳴いている
ミルクを与えても口にせず
ぼくはどうしたら良いのか
解らないでいた
子猫はぼくの妻だった


自由詩 まどろみ Copyright レタス 2024-04-01 14:54:39
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