はる
本田憲嵩
はる、
にちようびのそくどで走ってゆく、
ひとときの、
ゆるやかな午睡、
草木は徐々に生いしげってゆく、
山沿いの線路で集約される、
一両の田舎の電車、
ちいさな無人駅のような、
ささやかな、
よろこび、
自由詩
はる
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本田憲嵩
2024-03-10 23:40:28
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