A DAY IN THE LIFE(改訂)
ひだかたけし
柔らか純白の歪な形に輝き響かせ
ふっくらふんわりふらりふゆうし
あるもの在るものと頷かせ白雲よ、
火球の燃える天空を遊泳しながら
こんなに色づき薫り漂う梅の香と
重なり連なり大地の営みと溶けて、
天と地の交接にわらわら笑う
我は途上に在り常に途上の者、
地球の徐々に発狂しつつ
今年も又三寒四温の内に
冬を去らせ春呼び込むを、
空無広やか柔らかな
心持ちにて抱きしめ、
この人生の一日
認め識り信じ過ごし顧みる、
魔と魔の均衡保ち 顧みる。
自由詩
A DAY IN THE LIFE(改訂)
Copyright
ひだかたけし
2024-02-28 17:43:10
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