貫かれる哀しみに
ひだかたけし

自らの肉の
細胞という小部屋の
内に鳴る鐘の音、耳澄ませ

 次なる時の訪れ 

努め憧れ懐かしみ
従容と待つ 哀しみよ


自由詩 貫かれる哀しみに Copyright ひだかたけし 2024-02-24 18:53:03
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