スセソタチツテ
46U

砂時計がたてる音のように
せつないくらい小さな寝息
双生児より近くて遠い君の
魂には今生でしか触れない
血の味がする朝餉のあとで
鶴を折ってこの運命で遊ぶ
手の熱すらも知らない相棒


自由詩 スセソタチツテ Copyright 46U 2024-02-14 22:30:25
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