いのちの復活
けいこ
おぼろげながら
光がみえる
とおくに、確かに
見えるひかり
やがて光は
明確なものになるだろう
得体の知れない雲の中へ
ふわりと落ちて
溺れそうになり
もがき苦しみ
光が見えない闇の中で
不思議な変化が起きた
誰かの誘引でもなく
それは何者にも束縛されず
開放された心にのみ起きた
いのちの芽生え
生命体に自己自身が
吹き出る瞬間
確かな光は
そこから生まれた
生命体の、逞しい
新しい命が降臨する瞬間
自由詩
いのちの復活
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けいこ
2024-02-01 22:28:49
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