Gestalt
あらい
どこか かげかたちは
ケダモノのハアトだけを食べ残し
The Poolsの庭園を千鳥は征くのだわ
夜が終わる前に 像を結んでいく
熱に浮なされて 宙と宣るをやめたみたいに
Jane's Carouselはどこかで見た
白昼夢の踊り場で、おどけているのね
大聖堂のシャルトルブルーよ
カモメのモビールよ、鈴を揺らしている
ゆるやかに ひかりとかしていく、わたしたちに
うすくのばされたときは オブジェクトにあたるから
ライカは瞬きして、明後日は 昇っていくのよ
星稜に熟した キャンドルスティックをちらつかせる
鍛造されたからだ 愛憎のラ・マン
badgerのさきっぽを、丁寧に指先で つかんで
塒で待っててよ
首を伸ばした黄色いだけの麒麟を跨いだ
あんたが だれなんだか。
わたしは、手鳩なんかをつかって、
いまから 抜け出したいから、ゆくよ
「ああ 悪党ですとも!」
晩餐会を散々荒らして、空腹の放浪に、いくつかの宝珠を転がし
(花柄に祈った朝はいかさまの"Bonne soirée !
角や翼を尻尾や牙は、≠mémoire まだみえやしない。
鈍く胸に残って夢見がわるいはずです
たぶんしってることだから、
もう銀杭にかかったレース字、
ハーフリネンの黒い薔薇に変わる
砂時計はひらびやかな灯紗律でしょう
ダマスクの壁を燃やして。ライトグリーンの杜を抜け出すには