五行歌、KEY OF LIFE
ひだかたけし
異様さの
呪いの深み入り
夜闇に沈む天井の
一角だけ真白い光の帯
凝視し次第顕われ確か在り
終わりから逆算される残余の日々、
生き生きと生き天真爛漫さ失わずに
戻り水を飲みながら家への帰路探求する、
見知った街並みから見知らぬ街並み迷い込み
それでも最早不安にもパニックにも襲われずに
いつしか迷い込む
見知らぬ街並み
緑のふわふわ
歩道沿いに頬を撫ぜ
掴み続くフシギ陽光仄か
静かさの海以前より
より漆黒へ深まり
道筋ルート自ら創り出すもの
あなたもわたしも
同じ海の底を同じ山の頂を目指し