古代にいた子(回文)
水宮うみ
イタコ、暖炉、雲の姿。ガスの目論んだ固体。
いたこ だんろ くものすがた がすのもくろんだこたい
重く語ってったか、蜘蛛を。
おもくかたってったか くもを
餅の命の要素。滅ぼそうよ、後の命も。
もちのいのちのようそ ほろぼそうよ のちのいのちも
寝る。深き夢見ろと微睡み、目、雪が降るね。
ねる ふかきゆめみろとまどろみ め ゆきがふるね
自由詩
古代にいた子(回文)
Copyright
水宮うみ
2024-01-27 15:47:02