独り言1.6
zenyama太郎
○「詐欺フェイク時代」
情報化社会は
貨幣のように
言葉を信用することによって
成り立っている社会である
が
近頃言葉の偽札が増えている
私たちは言葉の偽札を
どうやって見分けていけばよいのだろう
○「認知症予防」
「洗濯をする」
「掃除をする」
「料理をする」
この三つができているうちは
まだ大丈夫だよ
とワイフにいったら
あなたの都合がいいからでしょう
と返した
○「記念写真」
今時の若い女性は
背中を見せて写真を撮る
昔は「男の背中」というものに
なんともいえない魅力が漂っていたが
○「開けっ放し」
うちのワイフは
俺がストーブを入れて暖まっている部屋に来て
開けっ放しで出ていく
開けたら閉めるということができない妻である
○「青春回顧」
若い頃は
力任せにやるばかりで
頭を使っていなかったなあ!
と今になって思う
頭を使うのは
軟弱者というふうに思っていた節がある
まわりも自分も
その結果が今の自分である
○「自殺」
みんな生きたがっている中で
死にたがっている人がいるって
なんということだろうか