つれづれと俳句
朧月夜
手袋を持ってポケットに手を突っ込むの
冬空がゴッホの絵のごと渦巻いて
小雪に現実の時間が追いすがり
玄冬や一歩踏み出す勇気はなく
強風で息もできずに冬駆ける
天邪鬼綿虫とにらめっこする
俳句
つれづれと俳句
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朧月夜
2024-01-04 17:17:34