詩想55◯時流
ひだかたけし
対象を欠く
憧れは郷愁は
未来から沸々と
湧き立ち流れ来る
次々と実に絶え間無く
記憶映像の
過去から未来へと
ひたすらに直進する
無常時計時間とは逆に
未来から過去へと遡行する
時流が絶えず確かに在るのだ
魂の力動 魂という力動
魂の持つ時間性、
何処からか何処までも
湧き立ち沸き上がる
この時流時間性、
人はそれを、瞬間の永遠・永遠の瞬間 と言葉する。
自由詩
詩想55◯時流
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ひだかたけし
2023-12-30 16:29:10
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