もう一つの現にて(改訂)
ひだかたけし

ひらひらはらはら
余韻響かせ舞い立ち
形態から色彩の逃れ出る

うっすら薄い絹糸のループ
形態失い漂う色彩達の輪舞

夢の奥に横たう
もう一つの現実

色彩 新たな形態求め場を求め

ひらひらはらはら
うっすら薄い
絹糸のループ

微睡みの覚醒の最中に

色彩 未知なる形態に舞い落ち

帰着し 再び帰属する、

感覚の奥に横たうもう一つの現にて。









自由詩 もう一つの現にて(改訂) Copyright ひだかたけし 2023-12-20 16:01:18
notebook Home 戻る  過去 未来