夜想、五行歌借り
ひだかたけし
美辞麗句を
書き募る
海の匂いドヨメキ、嗅ぎ聴き入りながら
尚も美辞麗句書き募る
オマエ、ただ言葉に遊ばれ嘲笑られ
*
眠りの底、
アナタは何を夢観るの?
眠りの底突き抜け
アナタの居る場所、
恒星のハーモニィ
*
カーテンに
包まれた光、
懐かしい夜陰
橙に朱に白灯の温もり
それぞれがそれぞれの生送り
*
納豆喰う
毎晩、
良く掻き混ぜ
ナットーキナーゼ
水と氷と焼酎に
*
空気入った球体にて
透明に踊ります躍ります
言葉、生き息し賢く残虐に
支配されず
帰依し支配する