午前0時
レタス

その殆どが酒精から生まれたものだった
酔えば酔うほどに覚醒してゆく
泥のような言葉を吐きながら
失われた月を待つ
皆の文字列だけが俺を照らし
涙を拭いてくれる
こんな幸せなど無いこの部屋で
今日も今日とて酒精をあおる




自由詩 午前0時 Copyright レタス 2023-12-10 23:56:41
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